用語の説明
さ行
最大励振レベル 水晶振動子の動作時にかかる電力の最大値
差動出力誤差 LVDS出力発信器において、差動出力+側、−側の波高値の差を示す。
差動出力電圧 LVDS出力発信器において、差動出力+側、−側の波高値を示す。
サバール板 複屈折板を参照
紫外カットコーティング 紫外線を反射させる光学薄膜
ジャケットタイプ 水晶振動子に表面実装等に使用する金属枠を追加したもの。
周波数 電波、音波など、周期的変化をする現象が一秒間に何回繰り返されるかを示す数をいう。単位はヘルツ「Hz」
周波数温度特性
(水晶振動子)
基準温度における周波数との偏差を百万分率(×10-6)で表し、動作温度範囲内での最大値。
周波数温度特性
(水晶発振器)
温度以外の条件を変えない状態で、規定温度範囲全域にわたる動作によって生じる規定基準温度の周波数からの周波数偏差
周波数可変範囲 VCXOにおいて発振器へ外部からの制御電圧により変化させることができる出力周波数範囲
周波数許容偏差
(水晶振動子)
常温(25℃)における公称周波数との偏差で、百万分率(×10-6)で表します。常温偏差とも呼ぶ。
周波数許容偏差
(水晶発振器)
規定状態で水晶発振器が動作しているときの発振周波数と規定公称周波数との最大許容偏差
周波数経年変化 規定の条件で、規定の動作時間範囲での周波数の変化量
周波数制御感度 VCXOにおいて、制御電圧1Vあたりの周波数変化量を示します。(単位:×10-6/V)
周波数制御極性 VCXOにおいて、制御電圧の増加にともない出力周波数が高くなるものを正極性(+)、低くなるものを負極性(−)で表します。
周波数制御電圧 VCXOにおいて、周波数を可変するために、外部から入力する電圧の幅
周波数電源電圧特性 電源電圧以外の条件を変えない状態で、規定電源電圧変化を与えることによって生じる規定基準電圧の周波数からの周波数偏差
周波数負荷変動特性 負荷以外の条件を変えない状態で、負荷インピーダンス変化を与えることによって生じる規定基準負荷条件の周波数からの周波数偏差
出力イネーブル時間 出力コントロール機能を持つ機種において、発振出力を停止した状態で、コントロール信号を入力してから発振出力が現れるまでの時間
出力周波数 水晶発振器の出力周波数の公称値
出力電圧 出力波形の振幅
出力特性 水晶発振器出力波形の規格及び測定負荷条件
出力負荷 出力波形が対応するデバイス(TTL、C−MOS等)を示し、これらのデバイスをドライブできます。
出力負荷条件 発振器に接続できる負荷の種類や数(パワー)をいう
常光線 複屈折板に入射した光が二つに分離する場合、その速度が伝搬方向によって変わらない光線
蒸着 水晶片の表面に金属の膜を形成すること。真空蒸着と呼ばれる、真空状態の容器内で金属を加熱し、蒸発させて水晶片に付着させる方法と、スパッタリングと呼ばれる、金属ターゲットにエネルギーを与えたときに金属原子が飛び出す原理を用いて付着させる方法が一般的に使用されています。
消費電流 消費される動作電流
シリンダータイプ 円筒状の構造の水晶振動子。一般的にkHz帯振動子の形状をいう。
シングルパッケージ 水晶ブランクとICを1つのパッケージの中に組み込んだもの。
人工水晶 人工的に水熱合成法で育成された水晶を言い、不純物が少なく良質で形状が加工に適しているため、水晶デバイスの原料として使われている。
水晶 石英が大きく結晶したもので、本来の結晶面が良く発達したもの。アクセサリーなどに使用されている紫水晶(アメジスト)や黄水晶(シトリン)なども水晶の一種。
水晶位相板 水晶を伝搬する常光線と異常光線の伝搬速度の差より位相差を与える素子であり、1/4波長板や1/2波長板がある
水晶発振器 電圧を印加することで固有振動を起こす水晶振動子と増幅回路を組み合わせた発振回路で、発振周波数の精度が非常に高い。
水晶フィルタ 広範な周波数成分の中から特定の周波数成分のみを通過させ、不要な成分を減衰させる周波数選択機能をもったデバイスです。携帯電話やコードレス電話などの無線通信機器において、所望の周波数成分を抽出する役割を担います。水晶の高いQ値を活かし、低損失、急峻な減衰特性、高安定であると共に、温度特性にも優れています。
スタンバイ時電流 出力コントロール機能を持つ機種において、外部からの制御電圧により、発振停止状態になったときの消費電流
スプリアス 減衰帯域内の規定された範囲にて、副振動(スプリアス)により生じた相対減衰量の値をいいます。
制限抵抗Rd 水晶振動子に流れる電流を制限したり、ICの出力インピーダンスや負荷の発振ループへの影響を低減するため挿入が望ましい。
赤外カットコーティング 赤外線を反射させる光学薄膜
赤外カットフィルタ 赤外線を遮断するフィルタ。通常の撮像素子は赤外線に感度があるが、人間の目は赤外線を感じないため、色補正用に使用される。赤外線を吸収する赤外吸収ガラスと、赤外線を反射させる赤外(IR)カットコーティングがある。同様に紫外線をカットする紫外(UV)カットコーティングもある。
赤外吸収ガラス 赤外線を吸収するガラス
挿入損失 フィルタを挿入した場合と、しない場合の減衰量の差をいい、次の2つがあります。
最小損失:挿入損失の最小値
定損失:公称周波数における挿入損失